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ネット検索で楽しみ、学ぶ
インターネット世界の探検

ネット検索で楽しみ、学ぶ

  さて、インターネットの世界には日頃の学習とか知識や生活の知恵の獲得に役立つ情報、エンターテインメントに関する情報などがいたるところに蓄えられ、発信されています。科学の情報もあれば、美術や音楽などの芸術に関する情報、映画や演劇などの情報もあります。インターネットの世界は、いわば多様で膨大な情報が蓄積された巨大なデイタベイスとなっています。
  ネットの世界では無限ともいうほどの情報があって、自分の趣味や楽しみのため、あるいは学習とか研究のためにほしい情報を手に入れることができます。

  たとえば日本語で「恐竜」というようなキイワードでインターネット検索をしてみてください。グーグルで検索してみましょう。
  恐竜という日本語のキイワードだったら、候補記事の一覧の最初のペイジが出てきます。画面の上方の表示を見ると、記事が現在3500万件以上あることがわかります。恐竜という言葉の意味からはじまって、恐竜(化石)を展示する全国の博物館のリストやら展示イベント、恐竜の玩具やら、数えきれない情報がネット上に蓄えられていることが分かります。
  恐竜という意味 dinosaurs で検索すると、なんと2億8500万件も検索候補があるようです。すごいですね。
  そこで、検索でもっと的を絞る必要がありそうです。「肉食」「草食」というような食性・生態に関する区別だとか「ジュラ紀」「白亜紀」などのように年代を示すキイワードを加えて調べる必要があります。それでも、候補記事の数は何万とあるでしょう。
  こんなに多くの情報があると、どれを選べばいいか迷ってしまいます。なお、候補リストに出てくる順番は、検索回数が多いもの順です。

  グーグルのサイトでは、検索リストの頭の方にいくつもの画像をひとまとめにした案内が出てくるので、そのなかから見たいものを選ぶということもできます。しかし、選び方が場当たり的になってしまうおそれがありそうです。
  最初から「ティラノサウルス・レックス」を調べたいとか、「ギガノトサウルス」について知りたいとか、目標がはっきりしているなら、それをキイワードとして検索をかけてみます。
  それでも「ティラノサウルス・レックス」をキイワードにして検索すると、まだ34万5000件の記事候補が出てきます。「ギガノトサウルス」だと4万2000件以上の記事候補が出てきます。もっと範囲を絞るキイワードが必要なようです。

  さて、それでも画面には、個々の記事名とURL――記事のネット上の住所ともいうべきサイトや記事のコードネイム――がいくつか表示されています。それが最初のペイジ表示です。下方に「1 2 3 4 …」「次へ」という表示があるので、まだまだ数多くのペイジがあるようです。
  このリストは「おススメ記事」ともいうべきもので、記事の掲載順序(並び方)は、グーグルの検索エンジンが動いている世界中のネットワークのなかで検索回数・頻度が高い順になっています。あなたが検索を何度もおこなうと、やがて、あなたの検索の好みや傾向に合わせたおススメ記事を上位に置いた順序で並ぶようになります。

  それでは次に「国立科学博物館」というキイワードで検索してみてください。すると、東京都上野の国立科学博物館自身のサイトを筆頭に、この博物館を説明する記事や利用のポンと、企画展の案内の情報記事がリストアップされます。候補記事の数は550万件もあります。
  こんなに記事があると、どこから手をつけていいか迷ってしまいます。こんな場合は、国立科学博物館自身のオフィシャルサイト(公式ホームページ)にアクセスすしてみます。このサイトは、科学博物館が自ら管内の仕組みや展示場所、企画展示・常設展示、行事、利用方法などを説明しています。展示の案内情報は、少年少女たちの科学への関心や好奇心を呼び起こしたり、学習意欲を誘導するように巧みにつくられています。

  それでは次に、グーグルアース Google Earth を使って海外の有名な都市の街あるき・タウンウォッチングを試みてみましょう。
  グーグルアースの日本語版をダウンロードし、パリやニューヨーク、アムステルダムあるいはミラノなど海外の有名都市名を検索キーワード欄に入力してクリックしてみます。すると、たとえば「パリ シャンゼリゼ」だとすると、画面の地球が西回り回転してフランス北東部のパリ市の中心部が出てきます。マウスのホイールを回して航空写真画像の高度を下げていくと、やがて街の中の風景になります。まるでパリで街歩きをしているような画像が楽しむことができます。